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複合DDoS攻撃の脅威、最大でおよそ150時間継続 – 最大115Gbpsのトラフィック

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、6月に同社で観測したDDoS攻撃の状況を取りまとめ、6日以上継続する攻撃を観測しました。

同社が提供するサービスやバックボーンを通じて観測したDDoS攻撃の状況を取りまとめたものです。同月のDDoS攻撃は363件で、前月の312件から15%以上増加しました。1日あたりに換算すると12.1件となり、前月から2件の増加になります。また、攻撃が20件を超えた日が4日ありました。

もっとも規模が大きかった攻撃は、SYNフラッド攻撃やリフレクション攻撃など複数の手法を組み合わせたもので、最大で約1879ppsのパケットにより約115.1Gbpsのトラフィックが発生しました。前月の約404pps、約27.3Gbpsを大幅に上回っています。

同攻撃は、6月においてもっとも長く継続した攻撃でもあり、149時間47分にわたって継続したということです。

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