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「ソフトウェア管理に向けたSBOMの導入に関する手引」を公開 – 経産省

経済産業省が、「ソフトウェア管理に向けたSBOMの導入に関する手引」を策定しました。初心者向けにメリットや導入プロセスなどを解説しています。

ソフトウェアの管理にあたって「ソフトウェア部品表(SBOM)」の活用に関心が高まっており、脆弱性対応における初動期間の短縮や管理コストの低減などに活用できるとしてパブリックコメントを経て策定、公開したものです。

パッケージソフトウェアや組込みソフトウェアのサプライヤーにおける設計開発、製品セキュリティ、法務知財などの担当部門、経営層などを想定読者としており、「SBOM」の導入に関する基本的な情報やポイントについて取りまとめています。

ソフトウェアの脆弱性やライセンスの管理、開発における生産性の向上など「SBOM」を活用するメリットなどを説明。体制の構築から「SBOM」の作成、共有、運用管理までの導入プロセスを取りまとめ、あわせて実施事項のチェックリストも用意されています。「SBOM」に対するよく見られる誤解についても紹介されています。

SBOM」の活用に関しては、ソフトウェアのサプライチェーンリスク対策や脆弱性管理の効率化を目指すとして政府の年次計画である「サイバーセキュリティ2023にも盛り込まれています。

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