米当局は、脆弱なネットワークを狙って感染を拡大し、ボットネットを形成するマルウェア「Androxgh0st」について分析情報を公開するとともに注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)と米連邦捜査局(FBI)が共同でセキュリティアドバイザリをリリースし、同マルウェアの攻撃手口や悪用する脆弱性などをはじめ、「IoC(Indicators of Compromise)」情報を公開した。
同マルウェアは、Pythonで作成されており、「AWS」や「Microsoft 365」「SendGrid」「Twilio」などを標的として展開。
アプリケーションの設定や構成、APIキー、パスワード、トークンといった機密情報などが保存された「環境変数ファイル(.envファイル)」を標的にしていた。
攻撃者は、マルウェアの拡散にあたり、脆弱性のあるウェブサイトを検索し、スキャンを行うほか、「API」や「SMTP」「ウェブシェル」を展開する機能なども備えている。
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